昭和樹脂の取り組みを覗いてみる(コラム)

プラスチック成形”屋”とは?

プラスチック成形は機械に材料を入れ、機械が熱で溶かし、金型を取り付けてスタートするだけで製品が出てくる、と技術の字面だけを見ると非常に単純です。

あたかもスイッチを付ければあとは自動で機械が生産してくれる…と言えれば苦労はなく、実際はそこに行きつくまでも試行錯誤を重ね、段階を踏んで、やっと量産という工程が始まります。そして実は量産しているときにも問題はどこかで必ず起こりますので、そこに従業員が臨機応変に機械の警報や予期せず出てくる不良品に対応し日々の安定生産を支えています。

”成形機”という機械

成形機とは文字通り”形”を”成”すための”機械”です。

”射出”成形機は型内に材料を勢いよく射出するから”射出成形機”、”ブロー”成形機はブロー(Blow:吹き込む)して材料を膨らませて製品を作るため”ブロー成形機”と呼ばれます。

 

成形機は、「同じ品物をより早く、同じ高い品質で作ることができる」という特徴があります。字だけを呼んでいてもなかなかピンとこない部分ですが、一体どういったメリットがあるのでしょうか?

 

例えば、当社では射出成形機で作った「キャップ」と、ブロー成形機で作った「ボトル」のようにお互いの噛み合いが必要な製品を取り扱っています。ねじ部分の寸法・形状がしっかりしていないといけない製品には成形機で量産するのが安心です。

もしねじ部分がかみ合っていなかった場合、どこかでキャップとボトルが外れて中身がこぼれる、漏れる、キャップが無くなるといった事故が起こります。このキャップとボトルがかみ合って”外れない”という”当たり前”を実は成形機と金型が支えています。

 

 

”金型のこと”

 

「金型」 とはステンレス鋼、アルミ、プリハードン鋼といった金属を工作機械で加工した、金属製の型を指します。

 

型があると何が良いのか?それは「早く沢山、同じ質の物を安定して作れる」という利点があります。チョコレートの型、たい焼きも型を使うことで同じ形のものを沢山作ることができます。

型が無ければ作るスピードが格段に遅くなり供給が間に合わず、お客さんの注文にこたえることができません。

そのため型というのは無くてはならない物であり、その効率性を最大限にするために製造業では型自体にも様々な工夫を加えています

 

私たちは金型の製作は協力工場とタッグを組んでどんな金型が一番かを作りこみます。全く新しい製品であっても金型の構想から考え、どうすればコスト、生産性を高くできるかを日々提案させていただいています。