”昭和樹脂”について

長野県の坂城町のプラスチック成形企業

当社、昭和樹脂工業は長野県坂城町でプラスチック成形の事業をしております。

長野県坂城町は古くから工業の町として知られており、清流・千曲川を中心に自然に恵まれた土地になります。

 

現代では珍しい、人工的な工業地帯と自然の風景が同居する景観の地域です。

周りは数多くの製造業が活躍し、日本国内、および日本から世界の産業を下支えしている町になります。

 

プラスチック成形とは、簡単に説明すると【プラスチック製品を作る技術】になります。

その中でも製品・業界の違いがあり、当社で作れるもの、作れないもの、より適した方法があるものなど実は様々です。

当社は【射出成形】と【ブロー成形】、【樹脂溶着】という技術でキャップや容器から医療機器までを生産しております。

 

日常生活の中で見かけるものもあれば、お店の中に置いてあるもの、普段は目にすることのないものまで幅広く作っています。 

何を作っている会社か?

プラスチック製の”容器”に関わる製品を作っています。平たく言うと”容器屋”ですが、容器というのは包んで届ける・運ぶ・使うための製品です。中に入るものが主役ですが、容器は縁の下を支える役割を果たしています。主役の中身をどのように運ぶか、使う時にどんな機能があった方が便利か、使う時にこんな問題が起こらないような工夫を凝らしたい…実は容器にはそういった背景を込めて作られることも多いです。当社には汎用的な製品は無いものの、ご希望・したいことに合わせた容器をお届けできるように取り組んでおります。

 

一般的な容器だけではなく、贈答品のような意匠性・美観性が必須とされる製品も当社では生産しております。表面の質感、重量感、透明性のように価値の要素を足し合わせることで、店頭に置いても映える商品として売れるものをご一緒に作る事もしております。


昭和樹脂工業はどう役に立っている?

 日本の国内・国外には無数の製造業、当社と同じプラスチック成形に携わる企業が活躍しています。その中で昭和樹脂工業にわざわざ依頼をするという背景を当社なりに日々考え、時代に合わせて果たすべき価値を変えてゆく必要があります。

 

コスト面、規模、立地の問題から海外生産や移管が普通となった今でも、様々な事情で海外生産が難しい製品も存在します。

医薬品・医療機器の関係で国内のクリーンルームでないと品質要求を満たせない、安心して生産を任せられない製品も生産しております。

海外から購入していた製品の品質が悪く、当社に生産切替の相談をいただいたこともございます。

ボトル、容器のように中空で、輸送時に空気を運ぶことになる製品も海外からではなく日本で調達したいというニーズもございます。

大小あれど様々なお悩み事に対し解決できる策を一緒に考え・行動するパートナーとして活動しております。 

 

また新しい製品の開発についても、素材選定や図面や絵がないところからのご提案もお手伝いさせていただいております。

お客様側で苦手意識のある分野を我々がサポートし、いち早く実現できるように新しい技術の蓄積・応用に取り組んでいます。 

昭和樹脂の生まれる前

創業者である故・鈴木太郎は千葉県出身でアルコール発酵研究所の研究員であり、仕事の関係で長野を担当し、そこで坂城の造り酒屋に通っておりました。

 

当時、日本酒の瓶には銘柄をホットスタンプ刻印したコップが付属しており、ある日造り酒屋のお客さんから「コップを作ってみないか?」と問いかけられました。持ち掛けられた当初は当然迷いもありましたが、プラスチック製品を作るための「射出成形機」を作るメーカーである日精樹脂工業株式会社が坂城にあったこともあり、坂城との”ご縁”を信じてアルコール発酵研究所の一研究員から転じてプラスチック成形屋の仕事に挑戦しました。

 

今では時代に合わせた製品の生産に変わり、お酒に関わる製品には携わることが無くなってしまいましたが、”ご縁”から生まれた商売が60年以上も続き今の礎となっています。